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ピンポンパンポン。前世でも聞いたことのあるアナウンス前のあの音が監視カメラに搭載されたスピーカーから流れた。
ge『レウクラウド、ゼペル・Aチームによって撃破。ゼペルチームに10点加点。クリスタルの復活は5分後。えーっと場所は___』
ご丁寧に場所まで言われるらしい。
俺は2人の首根っこを掴みレウのもとを去った。
tr「いやぁ〜無事に倒せましたね!」
「…最後のはどちらが?」
ヤキ〜!とタラコに指を差されたヤキパンは水筒の水をごくごくと呑気に飲んでいた。気付いても「んぇ?」と不思議な反応をするだけで、あんなエイムを彼が?と思ってしまう。
tr「ヤキパンって魔法弾の扱いが凄い良いんですよ!普段こんなポンコツだけど!これが才能ってやつ?」
yk「褒められてるんだよね?」
tr「褒めてる褒めてる〜」
たはは〜と笑うタラコ。
いまだに信じ切ることができず微妙な顔しかできない俺は、ヤキパンから返してもらった水筒を幾らでも収納ができるアイテム『何でもポケット』にしまい込んだ。
「そんなに精密に撃てるとなれば、何処かで訓練を?」
yk「あ、それは…」
tr「伏せて！！」
声に反応して伏せると、先ほどまで頭があった位置に丸い焼け焦げた跡が刻まれていた。
(遠くからの狙撃⁉︎しかも俺の影踏みを見抜いてたとなれば…)
今回の試験官でこんな狙撃技術を持つキャラクターは1人しか思いつかない。
「2人とも、俺の合図で北側に走ってください!」
yk「了解です」
tr「闇属性の魔力増強させるから任せて下さい!」
複数の魔法陣を地面に描き、2人には速度上昇の魔法をかける。
「走って!」
その声と共にタラコは熟した梅の様に赤い瞳を光らせ俺の腕を引く。その瞬間、俺が発動した魔法たちが思った以上の火力になって空へと打ち上がった。
黒煙が暴風と雷に合わさり、辺りの視界と音を不明瞭にしていく。
tr「悪魔パワー最強!」
「やり過ぎです!他の教師が来ます!」
tr「予想どーり‼︎」
yk「ま、待ってもう次の戦い?」
co「そうだよ〜」
前方の木の影からゆらりと現れたのはコンタミだった。
tr「悪魔を呼ぶなら悪魔が1番だからね!」
「それを先に言って下さい」
co「逆に知らなかったんだ…」
・
kuro「…うん、良い判断。それに護衛の子たちとは知り合い…。やっぱり彼は運も持ち合わせているんだな」
じゃあもう1人の様子を見に行かないと。
そう言って溶けるようにクロノアはどこかに消えた。
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ゆ(プロフ) - 前作から一気読みしちゃいました....めちゃめちゃ面白かったです....！ (5月8日 12時) (
レス) @page32 id: 8adc159d64 (このIDを非表示/違反報告)
あるふぉーと(プロフ) - コメント失礼します。読みやすく心を揺さぶられるストーリーに手が止まらず拝読中はとても有意義な時間でした。この作品を作り、世に出していただきありがとうございます。寒い日々も続いておりますのでどうかご自愛ください。ご多忙かと思いますので返信は不要です。 (1月19日 17時) (レス) id: 473c3bccc6 (このIDを非表示/違反報告)
くりぃむパン - ciさんの絵、めっちゃ上手いですね！僕人間描けないからホント尊敬します。爛漫組とか描いてもらえたりしないですかね？最近２週目見に来たらお話いっぱい追加されてて、ついつい定期テストの勉強そっちのけで読んでました…更新頑張って下さいね！応援しています。 (11月25日 11時) (レス) @page15 id: 8dc31b7ba3 (このIDを非表示/違反報告)
あんべべ(プロフ) - 日紫喜紫雲さん» コメントありがとうございます！お褒めの言葉嬉しいです！供養した甲斐がありました涙 リクエストもありがとうございます！また時間ができた時に描きますね！ (10月16日 12時) (レス) id: efed6b3369 (このIDを非表示/違反報告)
日紫喜紫雲(プロフ) - あと、宜しければosとかmnちゃんとか描いていただけませんか・・・？ 長文失礼しました (10月16日 5時) (レス) id: 2c2a7bf3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんべべ | 作成日時：2023年9月23日 15時
