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さて、俺も1人になってしまったのなら電子板のある近くにいられない。気配消し…いや、バージョンアップを繰り返し、ついに『影踏み』と命名された魔法を使って自分のクラスへと向かった。
ゼペル・Aが所属する事になるクラスはこの二年生フロアの中でも一番端に教室を構えている。
担任はあのキョー。組織幹部の中で最も交流のなかった彼が務める。
(まぁ…コンタミとミドリの異変もあからさまだし。1番離れなそうなキョーに監視任せるわな)
とはいえ、監視されたところで俺の目的も行動も変わらない。
悪役らしく、ゼペルのハッピーエンドを目指すだけだ。
「ってあそこにいるのは…」
1番の端の教室となると、徐々に道が空いてくるわけで。見慣れた頭が2つ。
「おはようございます、お二人とも」
背後から声をかけると、2人が驚きながらもこちらに振り向いた。
ut「なんやAちゃんか…。もぉ〜びっくりさせんといて〜」
「一番端のクラスと聞こえたのでつい」
kn「もしかして…」
はい、と返事をしながらクラスの書かれた紙を見せる。すると2人の表情がパァァァア!と明るくなっていった。
そう、今年はこの2人がクラスメイトである。
ut「えっほんまに⁉︎俺だけ変化なしでまた騒音抱えるとかじゃなかったんや！しかも大好きなAちゃんと一緒とかいっちゃん最高やん！」
kn「おい大先生、誰が騒音や！…はぁ。A、一年間よろしくな」
「こちらこそ、宜しくお願いします」
お辞儀をすると2人から律儀だと言われる。シャオロンやロボロのように接してくれと言われるのだが、いやいや一年間これでいたらすぐに変えるのは難しい。
「慣れてきたら…多分?」
と言っておいた。
Na「あれ⁉︎見知った顔がいる!やったねキントキ!ここめっちゃ当たりだよ!」
kin「ほんとうだ。コネシマさんに鬱先生…ゼペルさんも…」
Na「Aさーん!」
教室に入って数分。ナカムとキントキが扉をくぐってきた。そしてナカムがキントキを引っ張って近づいてきた。
そう、こっちの青と水色の2人も同じクラスなのである。しかしまぁキントキとは交流がほとんどなかった訳で、何となく見定められている感じの目をされていた。
(まあ、当然と言えば当然か…)
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ゆ(プロフ) - 前作から一気読みしちゃいました....めちゃめちゃ面白かったです....！ (5月8日 12時) (
レス) @page32 id: 8adc159d64 (このIDを非表示/違反報告)
あるふぉーと(プロフ) - コメント失礼します。読みやすく心を揺さぶられるストーリーに手が止まらず拝読中はとても有意義な時間でした。この作品を作り、世に出していただきありがとうございます。寒い日々も続いておりますのでどうかご自愛ください。ご多忙かと思いますので返信は不要です。 (1月19日 17時) (レス) id: 473c3bccc6 (このIDを非表示/違反報告)
くりぃむパン - ciさんの絵、めっちゃ上手いですね！僕人間描けないからホント尊敬します。爛漫組とか描いてもらえたりしないですかね？最近２週目見に来たらお話いっぱい追加されてて、ついつい定期テストの勉強そっちのけで読んでました…更新頑張って下さいね！応援しています。 (11月25日 11時) (レス) @page15 id: 8dc31b7ba3 (このIDを非表示/違反報告)
あんべべ(プロフ) - 日紫喜紫雲さん» コメントありがとうございます！お褒めの言葉嬉しいです！供養した甲斐がありました涙 リクエストもありがとうございます！また時間ができた時に描きますね！ (10月16日 12時) (レス) id: efed6b3369 (このIDを非表示/違反報告)
日紫喜紫雲(プロフ) - あと、宜しければosとかmnちゃんとか描いていただけませんか・・・？ 長文失礼しました (10月16日 5時) (レス) id: 2c2a7bf3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんべべ | 作成日時：2023年9月23日 15時
